石垣山城, 神奈川県早川にある丘城
石垣山城は、神奈川県小田原市早川にある丘の上の要塞です。敷地は小道でつながった段々の地形に広がり、幅広い石垣と開放的な広場が残っています。そこからは海岸と眼下の谷を見渡せます。
豊臣秀吉は1590年、小田原を攻める際にこの城の建設を命じ、自軍を配置して敵を威圧しました。作業員たちは谷から石を運び、3か月足らずで城壁を完成させました。
この城は関東地方で最初の石造りの要塞となり、石積みの技術と戦略的な防御配置によって高度な土木技術を示しました。
城へは、早川駅から約50分、入生田駅から約1時間のハイキングコースで登ります。道のほとんどは未舗装で、特に雨の後は丈夫な靴が必要です。
この城は「一夜城」というあだ名で知られています。秀吉が頂上に木製の枠組みと柵を建て、周囲の木々を一晩のうちに切り倒させたからです。この策略は小田原の守備勢を驚かせ、完成した城のように見せかけるためのものでした。