千頭ダム, 静岡県にある重力式ダム
千頭ダムは、静岡県中部を流れる大井川の支流・寸又川に架かるコンクリート重力式ダムで、発電用水を確保するために建設されました。このダムには、水流を管理し洪水を防ぐための二重の余水吐が備わっています。
このダムは、1930年から1935年にかけて間組によって建設され、この地域における日本の近代的な水力発電開発の一環となりました。その建設は、20世紀初頭の中央日本の工学の進歩を反映しています。
このダムの建設は、1906年の明治政府による水力発電開発の構想に続くもので、英国と日本の合弁会社である英日水力電気会社との協力を通じて実現しました。
この場所へは、大井川鉄道の千頭駅からアクセスでき、近くの寸又温泉エリアにも接続しています。訪れる際は、安定した天候の時期を選ぶと、構造物や周囲の景色がよく見えます。
ダムの背後に蓄えられた水は、下流に流れ、現在も発電所で電気を生み出しています。この仕組みは、この構造物が単なる歴史的記念物ではなく、日本のエネルギー網の活きた一部であることを示しています。