檜山安東氏城館跡, 能代市にある山城の遺跡
比山安藤氏館跡は、能代市の米代川を見下ろす山腹に築かれた中世の城館跡です。土塁と空堀が自然の地形に沿って幾重にも巡らされ、斜面全体に防御施設が広がっています。
安藤氏は、戦国時代の混乱期にこの山城を築き、地域の支配を確固たるものにしました。徳川政権の成立後、この城は放棄され、次第に衰退しました。
この名は、この地を治め、地域のアイデンティティを形作った比山安藤氏に由来します。現在、遺跡を歩くと、この城が周辺地域の権力の中心として機能していたことを感じ取ることができます。
遺跡は森林に覆われた山腹にあり、しっかりとした靴とある程度の体力が必要です。年間を通じて開放されていますが、夏は虫や湿気に注意が必要です。
2016年に始まった発掘調査により、この遺跡が東北地方で最大級の山城であることが明らかになりました。この調査により国史跡に指定され、この辺境の城で人々がどのように防御し生活していたかについての詳細が明らかになりました。