大峯奥駈道, 和歌山県と奈良県にある巡礼路。
大峰奥駈道は、吉野から熊野三山へと続く巡礼路で、標高1000メートル以上の尾根を約98キロメートルにわたって進みます。この道は、高所の険しい地形の上に、神社や聖地を結んでいます。
この道は8世紀に役行者によって、修行による精神的な目覚めを求める修行者の訓練の場として開かれました。初期に修行の道として確立されたことが、現在まで続く伝統の基盤となっています。
この道は、修験道の修行者たちが今も仏教、神道、山岳信仰を融合させた儀式を行う聖地を通ります。こうした生きた慣行が、道を歩く人々の風景の使い方や体験を形作っています。
この道のりは、通常5日間で歩き通します。険しい山道で標高差が大きく、道中では山小屋に宿泊します。丈夫な靴と十分な準備が欠かせません。
この道の中心的な場所である大峰山では、何世紀にもわたって男性修行者にのみ入山を認める伝統が守られてきました。この厳格な慣行は、この道を他の巡礼路と際立たせており、現在も続いています。