大江湿原, 檜枝岐にある高層湿原
大江湿原は檜枝岐にある高層湿原で、水浸しの泥炭土壌にミズゴケや丈夫な低木などの特殊な植物が酸性条件で生育しています。風景は、開けた水域、コケに覆われた場所、密集した植生が複雑な生態系を作り出し、変化に富んでいます。
この湿原は数千年前に形成されました。水がくぼ地にたまり、ミズゴケが長い時間をかけてゆっくりと成長しました。何世紀にもわたって厚い泥炭層が発達し、過去の気候と環境条件の記録を作り出しました。
環境省は、この保護された湿地システムの生態学的バランスを維持するため、地域住民を定期的なデータ収集と監視活動に参加させています。
木製の遊歩道と標識のある小道が整備されており、訪れる人は繊細な生態系を傷つけずに湿原を探索できます。訪れるのに最適な時期は、小道が利用でき植物の成長が最も活発な春の終わりから秋の初めです。
この湿原は泥炭層に何百万トンもの炭素を蓄え、地域の水循環を自然に調整するのに役立っています。この貯蔵能力により、生態系は周辺地域に影響を与える重要な天然資源となっています。