岩屋寺, 愛媛県久万高原町にある仏教寺院。
岩屋寺は標高700メートルの山の中にあり、洞窟や巨大な岩が点在する自然の岩場に建っています。本堂と大師堂を中心とする建物群は、その岩肌に直接組み込まれています。
僧侶の空海は、815年に洞窟で瞑想を修行していた女性の隠者と出会い、この寺院を創建しました。彼女は山の土地を空海に託し、その結果、この神聖な場所が生まれました。
この寺院には、巡礼者が参拝中に出会う不動明王の像が二体あります。本堂の木像と奥の院の洞窟にある石像です。この二体は、時代とともに異なる素材と技法で同じ霊的な存在を表現してきたことを示しています。
駐車場から石段を登り、仁王門をくぐって本堂に至ります。上り坂は一定ですが、歩くことに慣れている訪問者にとっては無理のない道のりです。
この聖地は、四国巡礼路の中で車で直接到達できない唯一の寺院として知られています。その特性がこの場所の辺鄙な雰囲気を保ち、参拝者は最後の区間を歩く必要があります。