広島大学旧理学部1号館, 広島市中区にある被爆した大学の建物。
広島大学の旧理学部第1号館は、鉄筋コンクリート造の3階建てで、上から見るとE字形の独特な平面を持ち、外壁は当時のまま残っています。現在も平面構成や外観は当時の設計意図を明確に示しています。
この建物は1931年に広島文理科大学の一部として建設され、1945年の原爆投下に耐えました。コンクリートの外殻が構造を守りましたが、火災により内部の多くが焼失し、その後、大学は移転しました。
この建物は、戦後に日本の教育機関がどのように再建されたかを示しており、1930年代のデザイン要素と戦後の補修が混在しています。大きな被害を受けながらも、元の建築が維持され、教育の使命を続けることができた様子を観察できます。
この建物は広島市中区にあり、最寄りの交通機関の停留所から徒歩圏内で、近くに案内標識もあります。内部を見学できる時間が限られている場合があるため、外観を見る時間を十分に確保してください。午前中または午後早めの訪問は、光の具合が良く、人も少なめです。
この建物は、広島で戦前に建てられた数少ない建物の一つであり、そのコンクリート構造は爆発の極端な熱と圧力に耐えることができました。この耐久性により、特定の建築材料が過酷な条件下でも耐えうる重要な例となっています。