神奈川近代文学館, 山手町にある文学博物館。
神奈川近代文学館は、横浜の山手町地区にある文学博物館で、この地域に関係する作家の原稿、書簡、個人文書を所蔵しています。建物には、近代日本文学に関連する参考資料を閲覧できる閲覧室もあります。
この博物館は1984年に開館し、神奈川で初めて近代文学に特化した公立機関となりました。建築家の浦辺鎮太郎が、かつて軍用地だった港の見える丘公園の傾斜地に溶け込むように設計しました。
この博物館は、地元の作家の直筆原稿や身の回りの品を、来館者のすぐ目の前に置き、観る者と資料の間に距離をほとんど置きません。部屋を歩くと、従来の展示を見ているというよりも、作家の私的な世界に入り込んだような感覚になります。
この博物館は横浜の港の見える丘公園の中にあり、元町・中華街駅から徒歩で短い距離です。閲覧室は建物の他の部分よりも遅くまで開いているため、利用する予定があれば、訪問前にスケジュールを確認することをお勧めします。
この博物館が建つ場所は、第二次世界大戦前にイギリス領事館が置かれていた場所で、文学とは無関係の歴史が地面自体にあるのです。この土地の過去の層は建物内では説明されておらず、ほとんどの訪問者が知らないまま通り過ぎるものです。