屋良座森城, 那覇市にある要塞
ヤラザモリ城は、国場川の南入口にあった要塞で、石灰岩の壁と複数の防御拠点を持ち、那覇港を見下ろしていました。この要塞は、もう一つの砦と連携して水路を掌握する二重防衛システムの一部でした。
1546年、尚清王が海賊や海上の脅威から那覇港を守るためにこの要塞の建設を命じました。この要塞は、この地域の交易路に影響を及ぼす海賊の脅威が高まったことへの対応として築かれました。
この要塞は、琉球王国の伝統的な建築技術である地元の石灰岩を用いて築かれており、当時の職人技を反映しています。現在でも、石積みが丘の斜面や景観にどのように適応しているかを観察できます。
この場所は川岸にあり、古い港と川向こうの要塞を望むことができます。天気の良い日に訪れると、周囲の景色を見渡せ、防御陣地と見通しの利く位置関係を体感できます。
この要塞には、口径約7〜9センチの大砲が装備され、槍や火縄銃と組み合わせて近接防御を行っていました。これにより、2つの港の要塞の中で最も重武装であり、当時の先進的な軍事力を示していました。