阿蘇長陽大橋, 熊本県南阿蘇村にある箱桁橋
阿蘇長陽大橋は、熊本県南阿蘇村の黒川に架かる箱桁橋です。深い渓谷の上にそびえる3本の中空橋脚によって支えられた4つの径間を持ちます。
この橋は1997年に建設され、1900年に同じ場所に架けられた石造アーチ橋の代替となりました。また、近くの立野ダムの建設中に資材を運ぶためのルートとしても使用されました。
橋に設置された石碑には、歌人の与謝野鉄幹と晶子夫妻が詠んだ歌が刻まれています。立ち止まって読むと、この渓谷が長い間、文人や旅人を引きつけてきたことを感じられます。
この橋は熊本市と南阿蘇地域を結ぶ主要道路にあり、車でのアクセスが容易です。2016年の地震後の補修工事を経て2017年8月に再開通し、以来そのルートは全面通行可能です。
中央の橋脚は基礎から桁まで約73メートルの高さがあり、この種の橋としては異例に高く、その下の川峡の深さが不均一なためです。そのため、4つの径間の長さも等しくなく、側面から見ると非対称なシルエットを描いています。