Odong-do, 韓国・全羅南道麗水沖の小島
オドンドは、韓国・全羅南道の麗水沖に浮かぶ小さな島で、約760メートルの防波堤で本土と結ばれています。島は閑麗海上国立公園の一部であり、常緑樹の森や岩礁沿いの海岸を巡る散策路が整備されています。
朝鮮王朝時代、オドンドは海軍訓練の拠点として使われ、名将・李舜臣将軍もこの島を軍事目的に活用しました。1952年に建てられた灯台は今も現役で、周辺の海を航行する船を導き続けています。
秋から春にかけて咲くツバキの木がこの島の象徴で、散策路を赤く染め上げます。海沿いの遊歩道には地元のアーティストが描いた壁画が並び、灯台へ向かう道を彩っています。
島と本土を結ぶ防波堤は徒歩で約15〜20分かかります。入口から島まで小さなシャトル列車も運行しており、歩かずに移動することも可能です。島内を一周するには2〜3時間ほどあれば十分で、午前中は比較的空いています。
オドンドという名前は韓国語で「キリ(桐)」を意味する言葉に由来しており、島の木々の葉が遠くから見るとキリの葉に似ていると言われていたことからつけられました。また、地元の伝説では、かつて木々の姿に引き寄せられた鳳凰がこの島に降り立ったと伝えられています。