クラーシン号, ロシア、サンクトペテルブルクにある博物館船
クラーシンは全長約100メートルの砕氷船で、サンクトペテルブルクのリエテナント・シュミット堤防に係留されています。現在は博物館として公開されており、來場者は船内の空間、機関室、船載設備を見學できます。
1916年にニューカッスルで建造されたこの船は、多くの北極探検を率い、1928年にイタリア号飛行船の乗組員を救出したことで知られています。この劇的な救助活動により、ソビエトおよびその後のロシアの北極探検史において重要な存在となりました。
この船は、ロシアの北極海における熟練した航海術を示しており、過酷な條件下で船員や技術者がどのように活動していたかを物語っています。展示物からは、北極への危険な任務中の日常生活が偲ばれます。
乗船はタラップを渡って行います。船内の各區畫には狹い階段と低い天井があります。動きやすい靴で訪れ、自分のペースでゆっくりと各デッキを巡ることをおすすめします。
船内には、過去の任務で使用されたオリジナルの救命艇、醫療機器、個人の所持品が殘されており、船上での日常生活が記録されています。これらの品々からは、現代の運用とは大きく異なる救助技術や船內の状況がうかがえます。