Amderma, ロシア、ネネツ自治管区のカラ海沿岸にある港。
アムデルマは、ロシア最北のネネツ自治管区のカラ海沿岸にある港です。コンクリート製の岸壁がありますが機械式の荷役設備はなく、主に北極海航路の船舶が利用しています。
この集落は1933年に蛍石採掘の拠点として始まり、後に北極海運へと転換しました。採掘から海上活動へのこの変化が、この場所の成長と発展を形作ったのです。
アムデルマは、伝統的にロシア北極圏の遊牧民であるネネツ人の土地に位置しています。現在の港では、その背景が小さく辺鄙なロシアの集落の日常生活に静かに溶け込んでいます。
この港には独自の荷役設備がないため、船は貨物の積み下ろし用に自前の機材を持って来る必要があります。集落へのアクセスは限られているため、施設が少ないことを踏まえ、訪問には事前の十分な計画が必要です。
この港は、ネネツの伝統で神聖な場所とされるヴァイガチ島に近い場所にあります。その島はここの海岸から見えるため、この辺鄙な港はロシア北極海沿岸のどこにもない景観を持っています。