Walmoor Hill, イングランド、チェシャー・ウェスト・アンド・チェスターにあるイングランドのカントリー・ハウス
ウォルムーア・ヒルは赤い砂岩でできた邸宅で、ディー川を見下ろす高台に位置し、灰緑色の粘板岩の屋根と特徴的なT字型の平面を持ちます。その配置から、周囲の風景と川の谷を一望できます。
チェスターを拠点とする建築家ジョン・ダグラスは、1896年にこの邸宅を自らのために設計・建設し、1911年に亡くなるまでそこに住んでいました。その後、この建物はさまざまな施設用途を経て、チェシャー消防隊の本部となりました。
石造りの壁のあちこちに刻まれたJDとSTDのモノグラムは、建築主が自らの作品に残した個人的な署名です。これらのイニシャルは、建築家の存在と、彼が建てたものに対する誇りを訪問者に思い出させます。
高台にあるため、建物にたどり着くには坂を上ることになり、近づくにつれて見通しがよくなります。この家は時代とともにさまざまな用途に改修されてきたため、内部の間取りは当初の住宅設計とは異なる場合があります。
2階建ての玄関ポーチの上にある部屋は、個人用の祈祷所として使われていました。アーチ型の出入り口の上には出窓があり、その上から眺めを切り取っています。この隠れた宗教的な空間は、世俗的なデザインを超えた建築家の個人的な関心を示しています。