Hereford Cathedral Library, イングランド、ヘレフォードの大聖堂図書館
ヘレフォード大聖堂図書館は、イングランドのヘレフォードにある大聖堂付属の図書館で、15世紀から19世紀にかけての約1500冊を収蔵しています。本は今も鎖と棒と錠で書棚に固定されており、現存する世界最大級の鎖付き図書館の一つとなっています。
この図書館は12世紀に創設され、イングランドで最も古い教会図書館の一つです。1611年、オックスフォード大学の副総長も務めた司祭トーマス・ソーントンが、現在も見られる鎖付きの仕組みを整えました。
8世紀のアングロサクソン写本『ヘレフォード福音書』は、イングランドに現存する最古の文献の一つで、現在も図書館で見ることができます。この写本は、この地域の初期キリスト教の暮らしを直接感じさせてくれます。
図書館はパレス・ヤード近くのニュー・ライブラリー・ビルにあり、火曜から木曜まで一般公開されています。建物には車椅子対応の入口があり、移動に支援が必要な方も問題なく入館できます。
鎖付き図書館の各本は、近くの閲覧机まで引っ張り出せるように取り付けられていますが、部屋の外へ持ち出すことはできません。鎖は、本を棚から外さずに快適に読める長さになっています。