Derventio Brigantum, イングランド、ノース・ヨークシャーのマルトンにある考古遺跡
ダーヴェンティオ・ブリガンティウムは、イングランド、ノース・ヨークシャーのマルトンという現代の町の下に埋もれたローマの砦と市民集落で、ダーウェント川沿いにあります。オーチャード・フィールズでの発掘調査により、木造と石造の構造物とともに、この場所での日常生活を示す幅広い品々が発見されました。
この砦は、紀元70年頃にローマの将軍アグリコラによって築かれ、最初は木造で建てられ、2世紀に石造で再建されました。やがて砦の周りに市民の集落が形成され、軍の拠点であると同時に働く人々のコミュニティでもありました。
現代のマルトンの中心部の近くでは、発掘調査により、兵士と市民が隣り合わせで暮らす中で、職人が宝石、金属細工、日用品を作っていたことが示されています。軍と市民の生活が混ざり合うこのような光景は、ローマの辺境の集落ではよく見られたもので、ここで見つかった遺物からその一端をたどることができます。
遺跡自体は現代のマルトンの下にありますが、町の中心部近くのオーチャード・フィールズで発掘された遺構を見学できます。また、この集落から見つかった遺物はマルトン博物館に展示されており、ここで何が見つかったのかをよく知ることができます。
この場所から見つかった碑文には金細工師の工房について言及されており、これはローマの主要な中心地から遠く離れた辺境の集落としては珍しいことです。金細工師は通常、大都市にいるものなので、彼らがここにいたということは、この場所が見た目よりも、よりつながりがあり活発な場所だったことを示唆しています。