Matton Shipyard, amerikanische Werft
マットン造船所は、ニューヨーク州コホーズ近くのバン・スカイク島にあるかつての船造り施設です。ハドソン川とモホーク川の合流点に位置します。敷地は約7エーカーあり、1910年代以降の建物が残っています。事務所棟、かんな工場、作業小屋などがあり、伝統的な船の建造や修理の方法をうかがい知ることができます。
マットン造船所は1916年に設立されました。マットン家がそれまでの事業をウォーターフォードから移し、より大きな船を造るために始めたものです。第二次世界大戦中は300人以上の労働者が働き、海軍向けに潜水艦追跡艇や石油はしけを建造しました。最後の船が1982年に進水するまで操業が続けられました。
マットン造船所は、伝統的な船造りの技術が重んじられた場所で、地元の人々はそこで造られた船に誇りを持っていました。造船所は地域の中心として機能し、労働者とその家族は密接に結びついていました。特に金曜の朝には進水式が催され、集まりや食事で祝いました。
この場所は低地にあり、時折洪水が発生しますが、修復作業のおかげで建物は通行可能で歩き回れます。解説標識のある小道を歩くことができます。周囲は風雨にさらされているため、丈夫な靴と天候に合った服装が必要です。
この造船所は、船体の下にくさびを打ち込んで進水させる伝統的な手作業の方法で知られ、その光景は壮観でした。1982年に進水した最後の船メアリー・トゥレカモ号は、手作業の技術が工業生産を支配していた時代の終わりを告げるものでした。