Sever Hall, 米国ケンブリッジにある大学の建物
セバーホールはハーバードヤードにある4階建ての赤レンガの学術棟で、丸みを帯びた隅の塔と深く凹んだアーチ型入口が要塞のような外観を与えています。建物全体は精巧なレンガの模様と装飾的なモールディングで覆われ、教室やオフィスに視覚的に豊かなデザインを生み出しています。
この建物は建築家H.H.リチャードソンによって設計され、1878年から1880年にかけて完成しました。資金はジェームズ・ウォーレン・セバーの未亡人アンによる追悼の寄付で賄われました。その建設は、当時の大学が学術建築の設計に取り組む姿勢の重要な転換を示しました。
この建物はリチャードソン・ロマネスク様式の代表例であり、精巧なレンガのパターンと構造的な革新を教育施設のデザインに取り入れています。
この建物には現在、ハーバード・カレッジとエクステンション・スクールの学生向けに教室、講堂、教員オフィスがあります。一般の見学は主に外観に限られ、内部への立ち入りは大学関係者に制限されています。
西側入口のアーチには音響上の特徴があり、反対側の角からささやき声がはっきりと聞こえます。この珍しい効果は、リチャードソンの設計による意図的なものか、アーチの正確な寸法による偶然の産物かもしれません。