Santi Quirico e Giulitta, イタリアのサン・クイリコ・ドルチャにある参事会教会
サンティ・クイリコ・エ・ジュリッタは、サン・クイリコ・ドルチャの中心部にある参事会教会で、それぞれ異なる建築様式の3つの独立した入口扉を備えています。内部にはゴシック様式のバラ窓と木製の聖歌隊席があり、石と木の装飾が数世紀にわたって加えられています。
この教会の起源は8世紀にさかのぼり、トスカーナを横断する主要な巡礼路の一つに沿って教区教会として設立されました。12世紀から13世紀にかけて再建・拡張され、その際に異なる様式の入口扉が追加されました。
内部の木製の聖歌隊席は、かつてシエナ大聖堂にありましたが、18世紀にこの教会に移されました。象嵌されたパネルや彫刻の細部は、当時トスカーナで最も熟練した職人の一人であるアントニオ・バリリによって制作されました。
この教会はサン・クイリコ・ドルチャの中央広場に直接面しており、村のどこからでも徒歩で簡単に訪れることができます。午前中に訪れると、バラ窓から自然光が差し込み、内部の細部が見やすくなります。
右側の扉には、ライオンの彫刻の上に立つ女性像が彫られており、この地域の教会ではめったに見られない組み合わせです。近くの石に刻まれた碑文には、それを建てた中世の職人の名前が記されている可能性があります。