Rocca Janula, イタリアのカッシーノにある中世の要塞
ロッカ・ヤヌラは、ラツィオ州カッシーノの上の丘の上に立つ石造りの要塞で、眼下の谷を一望できます。構造は、防御壁、塔、中央の天守からなり、すべて地元の石灰岩で造られています。
この要塞は、紀元1000年頃にモンテカッシーノ修道院の修道士たちによって、谷への進入路を守るために建てられました。第二次世界大戦中は激しい戦闘の中心となり、その過程で深刻な被害を受けました。
ヤヌラという名前は、おそらく小さな門や通路を意味するラテン語に由来し、この要塞が谷沿いの道の検問所としての役割を果たしていたことを示しています。城壁からは、かつてここから見張られていた道を今も見下ろすことができます。
要塞までの道のりは急で、岩場の不整地を歩くため、丈夫な靴がおすすめです。早朝か夕方に訪れると、日中の暑さを避けられます。頂上には日陰が少ないからです。
この要塞は1945年以降、戦前の姿に完全には修復されていないため、中世の石組みと、損傷した状態のまま残された場所を同時に見ることができます。このため、この場所は、非常に異なる二つの時代が物理的に同時に見える数少ない場所の一つとなっています。