玉虫厨子, 奈良県法隆寺にある仏教の厨子
玉虫厨子は、奈良県法隆寺にある木製の仏教容器で、虹色に輝く玉虫の翅の象嵌と精巧な漆塗りで装飾されています。四注造(しころぶき)様式で建てられ、多層の屋根が、かつて仏像を収めていた箱形の龕の上に載っています。
職人たちは、中国から仏教美術が日本に伝わった飛鳥時代の7世紀にこの厨子を完成させました。13世紀には、内部の3体の仏像が盗まれ、その目的は現役の仏舎利容器から歴史的な美術品へと変わりました。
この厨子は中国六朝時代の建築様式の影響を示しており、日本の伝統工芸と仏教美術の要素を融合しています。
この厨子は奈良の法隆寺境内にあり、金堂から行くことができます。照明に注意してください。自然光の当たり方によって、玉虫の翅の輝きが時間帯により異なって見えます。
その名前は、玉虫という日本の甲虫種に由来します。その虹色の緑と紫の翅がもともと木の表面に貼られていました。これらの翅は見る角度によって色が変わり、さまざまな光の角度で物体が生きているように見えます。