紫香楽宮跡, 甲賀市にある遺跡
信楽宮跡は甲賀市にある遺跡群で、宮町遺跡、内裏野遺跡、新宮神社遺跡、鍛冶屋敷遺跡など、古代の宮殿跡に広がる複数の発掘エリアがあります。これらの遺跡には、この地域が皇居として使われていた時代の遺構が残っています。
聖武天皇は744年にこの皇居を別荘として建立し、その時代の日本の臨時首都と定めました。その期間は短かったものの、広大な領土に対する天皇の支配力を示しました。
遺跡からは、古代日本のさまざまな地域からの税の納入を記録した木簡が発見されており、複雑な行政慣行がうかがえます。
遺跡へは、信楽高原鉄道の信楽駅から徒歩約20分でアクセスできます。敷地は不整地で複数の発掘エリアを徒歩で巡ることになるため、歩きやすい靴がおすすめです。
正確な場所は長らく不明でしたが、発掘調査により、以前は浦野にあると考えられていたのに対し、宮町地区にあることが明らかになりました。この発見は、古代の帝国地理の理解を変えました。