古田織部美術館, 京都市北区にある古田織部の伝記美術館
古田織部記念館は、京都市北区にある茶人・古田織部の生涯と業績を紹介する美術館です。コレクションには、彼にゆかりのある茶杓、花器、陶器、直筆の手紙などが収められています。
古田織部は安土桃山時代に活躍し、日本史上最も影響力のある茶人である千利休のもとで茶道を学びました。利休の死後、織部は独自の流儀を発展させ、その世代を代表する茶人となりました。
展示されている茶碗は、古田織部自身の名前にちなんだ様式で、非対称性と緑や茶色の独特な釉薬で知られています。このアプローチが、当時の洗練された美学からどのように逸脱し、日本の陶芸に明確な足跡を残したかを、来館者は見ることができます。
博物館は北大路駅から徒歩圏内にあり、歩いて簡単に訪れることができます。館内はこぢんまりとしており、1時間程度の見学で十分にすべてをゆっくりと見て回れます。
古田織部は穏やかな最期を遂げたわけではありません。1615年、将軍に対する陰謀の疑いをかけられ、切腹を命じられました。茶人としてのこの最期は極めて異例であり、彼の全生涯を語る際に、この館が取り上げる点の一つです。