Smolensk House Commune, ロシア・スモレンスクにある構成主義の集合住宅
スモレンスクの住宅コミューンは、角が丸く、装飾的なレンガの模様が特徴的な7階建ての住宅です。南側の壁には独特のジグザグ模様があります。建物は復活の丘の上にあり、ドニエプル川を見渡せます。
この集合住宅は建築家オレグ・ヴトケによって設計され、労働者のための共同施設を備えたソビエトの共同住宅実験として1933年に開業しました。スモレンスク初の高層住宅として、同市の建設史における転換点となりました。
この建物は、住民同士の交流を促すために設計された共同食堂、保育所、図書館を通じて、ソビエトの共同生活の理想を体現していました。これらの共有スペースは、人々が個々の家族としてではなく、コミュニティとして日常生活を組織すべきだという信念を表していました。
復活の丘の上にあるため、徒歩で簡単に訪れることができ、市内の様々な場所から分かりやすい目印となります。内部は常に見学できるとは限らないため、外観と建築の細部を外から眺めることがおすすめです。
内部の仮仕切りにより、部屋の配置を柔軟に変更できました。また、赤と珪酸塩レンガの装飾模様が、一般的な構成主義の建物とは一線を画していました。実用的な設計と職人技の細部のこの組み合わせは、当時のソビエトの住宅ブロックとしては異例でした。