Volier Pavilion, Pavlovsk, ロシアのパヴロフスクにある新古典主義のパビリオン
ヴォリエール・パビリオンはパヴロフスクにある新古典主義の建物で、中央の正方形のホールの上にドームがのせられ、ドーリア式の柱を持つ開放的なギャラリーを通って両側の部屋に続いています。この建物は複数の用途を想定して設計され、その空間構成により、親しい集まりにも大きな社交行事にも対応できます。
チャールズ・キャメロンは1782年にこのパビリオンを設計・建設し、邸宅の開発の一環としました。この建物は当初は鳴き鳥のための鳥小屋として機能し、後に社交の場やダンスの場となりました。
このパビリオンはもともと、1800年代初頭にヨーロッパを旅して収集した、大理石の葬礼用骨壺と青銅像のコレクションを収めるために建てられました。これらの品々は、一家の古典古代への情熱と、古代文明とのつながりを反映しています。
このパビリオンは、大宮殿の近くのトリプル・リンデン並木道沿いに位置し、正面玄関は南を向いています。公園内にあるため徒歩で簡単にアクセスでき、周囲の庭園を見渡すこともできます。
ドーリア式の柱の間に金属製の網が張られ、ツタや野生のブドウなどのつる性植物が建物全体に育つようになっています。古典建築に植生を取り入れることで、デザインの直線的なラインを和らげる生きた要素が生まれています。