Fort King George, トリニダード・トバゴのスカボローにある植民地時代の砦
キングジョージ砦は、スカボロー港を見下ろす丘の上に建つ植民地時代の要塞で、1770年代に建てられた軍の建物や将校の宿舎、防御設備が今も残っています。敷地内には石造りの建物や要塞の一部がいくつか保存されています。
イギリス軍は1777年、ジョージ・マカートニー卿の指揮の下でこの要塞を建設しましたが、1781年から1793年までフランス軍に占領されていました。このフランス統治の時期が、砦の構造や特徴に大きな影響を与えました。
この場所には、かつて衛兵所だった建物の中にトバゴ博物館があり、先住民や植民地時代、地元コミュニティに関する品々が展示されています。砦が軍事拠点から、島の記憶を守る場所へと役割を変えてきた様子を見ることができます。
敷地内は起伏が多く、歩くにはしっかりした靴が必要です。坂道を上ると、港や島を一望できます。
敷地内に保存されている19世紀の鐘形のタンクは、かつて囚人を収容するために使われており、植民地時代の刑罰の実態を示しています。この現存する構造物は、ヨーロッパから遠く離れた場所での軍事作戦の日常を伝えています。