クラーリツキー・スニェジュニーク, チェコ・ポーランド国境の山頂
クラーリツキー・スニェジュニークはチェコとポーランドの国境で1,423メートルに達し、東スデティ山脈とスニェジュニーク山塊の最高峰です。霜の風化で形づくられた山頂のドームからは五つの尾根が伸び、1,350メートルより上は樹木のない亜高山帯の草地、その下はトウヒ林です。ポーランド側には展望塔が立っています。
1895年から1899年にかけて、クウォツコ山岳協会が山頂に皇帝ヴィルヘルム1世の名を冠した円筒形の石造展望塔を建てました。高さ33.5メートル、6階建てで、小さな山小屋が併設されていました。放置された塔は1973年10月11日に爆破され、その残骸は長く山頂の最高点を成していました。1912年にモラヴァ川の源流近くに開かれたチェコ側のリヒテンシュタイン山小屋は1971年に解体され、基礎だけが残っています。
この名前は、山頂が毎年最大8か月間雪に覆われる長い冬の時期を指しています。この特徴が、この地域における山の外観と認識を形作っています。
ヨーロッパ長距離徒歩道E3とアイゼナハ・ブダペスト山道を含む、複数のハイキングコースが山頂に通じています。ルートは森林地帯を抜け、勾配が様々な開けた尾根部分を通ります。
山頂の約200メートル下には、ボヘミア王国・モラヴィア辺境伯領・クラツコ伯爵領の歴史的な三国境を示す石「トロイメズニー・カーメン」が立っています。ここは歴史上のボヘミア・モラヴィア境界の最北端です。山頂自体はヨーロッパの分水嶺上にあり、ポーランド側の小川はバルト海へ、チェコ側は黒海へ流れます。