Český kras Protected Landscape Area, チェコ共和国中部ボヘミアの保護地域
チェスキー・クラス景観保護地域は、プラハのラドチーン地区とベロウン(Beroun)の間に広がる石灰岩地域で、1972年に132 km²の面積で指定されました。シルル紀とデボン紀の石灰岩と頁岩からなる地形は、ベロウンカ川(Berounka)とその支流に刻まれ、川の水位199 mからバツィーン山(Bacín)の499 mまで高低差があります。小規模保護区の中で最大のものは、1,546 haのカルルシュテイン国立自然保護区です。
この地域は、採石と集中的な土地利用が石灰岩の地形を脅かした後、1972年に保護地域に指定されました。地質層はシルル紀とデボン紀のもので、約4億年前にさかのぼります。
Český kras という名は「ボヘミアのカルスト」を意味し、kras はチェコ語でカルスト石灰岩地形を指す言葉で、スロベニア語の kras と同じスラブ語の語根です。この地域はシルル紀・デボン紀の石灰岩にできた乾いた谷と地下水流の典型的なカルスト地形です。コニェプルシの洞窟そばの「自然の家」が公園のビジターセンターになっています。
遊歩道は川沿いや谷を通っており、急な区間もあるため、丈夫な靴が必要です。コネプルシ洞窟(Koněprusy Caves)ではガイド付き見学が行われ、カールシュテイン城(Karlštejn Castle)は公園の一部から徒歩圏内です。
保護区には、1972年にシルル紀とデヴォン紀の境界が正式に定められたスホマスティ近くの化石産地クロンクがあり、その剖面には黄金の釘が打たれています。また、1959年から公開されているボヘミア最大の洞窟系であるコニェプルシ洞窟も域内にあります。