Powerhouse Theater, アメリカ、ポキプシーの劇場
パワーハウス・シアターは、ニューヨーク州ポキプシーのヴァッサー大学キャンパスにある発電所を改装した劇場で、可動式座席を備えたブラックボックス形式の上演空間です。レイアウトは公演ごとに変更でき、観客と演者が非常に近い距離で向き合います。
この建物は1912年にヴァッサー大学キャンパスに電力を供給する発電所として建設されました。1973年、元のレンガ造りの外観を保ったまま、劇場に転用されました。
夏のプログラムでは、演劇関係者が集まり、新作を開発し、この空間で型にはまらない演出を試みます。そうした作品の一部は、後に全米の有名劇場で上演されるようになりました。
公演は学期中だけでなく、夏のワークショップや朗読会としても大学キャンパスで行われます。プログラムは時期によって変わるので、事前にスケジュールを確認するのがよいでしょう。
今は劇場になっていますが、観客が占めるのは床面積の約3分の1だけで、残りは演者と舞台装置のために開いています。この珍しい割り振りのおかげで、演出家はたいていの劇場では得られない自由なレイアウトを実現できます。