Iniguez Palace, サンティアゴ(チリ)にある建物
イニゲス宮殿は3階建てで屋根裏部屋があり、彫像、メダリオン、花綱のレリーフで飾られた石造りのファサードが特徴です。構造はフランスの古典的なデザイン原理と、表面の多くを覆う精巧な外部装飾を組み合わせています。
この建物は1908年にエドゥアルド・イニゲス・タグレとその妻ロレート・ウンドゥラーガのために建設され、建築家アルベルト・クルス・モントとリカルド・ラライン・ブラボーが設計しました。二人の建築家はフランス・ルネサンス様式に着想を得て、この著名な家族の住居を造り上げました。
1階にはかつてコンフィテリア・トーレスというカフェがあり、上階にはイニゲス・ウンドゥラーガ家がそれぞれ専用の入口を持つ形で住んでいました。この配置は、当時の裕福な家族が一つの建物で商業と生活をどのように組み合わせていたかを示しています。
この建物は2017年から2019年にかけて大規模な修復が行われ、図書館、作業室、実験室、300席の講堂が内部に追加されました。この改修後、訪問者は歴史的な外観はそのままに、現代的な設備を備えた建物を見ることができます。
3階の窓にあるメダリオンにはエドゥアルド・イニゲス・タグレのイニシャルが刻まれており、建築家リカルド・ラライン・ブラボーが個人的にデザインしました。この小さなディテールは、設計の細部に至るまで建築家が施した特注の職人技と個人的な配慮を示しています。