南回帰線, 南半球の南緯23.5度にある緯線
この緯線は赤道の約2600キロ南を、10か国を通って走り、熱帯地域の南の境界を示しています。この線は砂漠、草原、沿岸地域を横切り、その経路に沿ったさまざまな場所にモニュメントや標識が置かれています。
初期の船乗りたちは、何世紀も前に太陽が冬至の時期に現れた星座カプリコルヌスにちなんでこの円を名付けました。後の探検隊は、南半球を地図に描く際にこの線を基準点として使用しました。
この線に沿ったコミュニティは、太陽の位置に合わせて植え付けや収穫の時期を決めており、訪問者は今でも地元の農業暦に反映されているのを見ることができます。季節の祭りは、昼間が最も高くなる夏至の時期と重なることがよくあります。
旅行者は、ナミビア、オーストラリア、チリなどの国々の線に沿って、主要道路や海岸の展望台の近くに置かれた標識や記念碑を見つけることができます。訪問に最適な時期は12月21日頃で、正午に太陽が真上を通過します。
この線の位置は、惑星の地軸の傾きのゆっくりとした変化により、毎年約15メートル北に移動しています。長い期間をかけて、南緯22度から24度の間を行き来します。