Arltunga Historical Reserve, オーストラリア、ノーザンテリトリー、中央砂漠地域の歴史的遺跡・自然保護区
アールトゥンガ歴史保護区は、ノーザンテリトリーの中央砂漠地域にあるイースト・マクドネル山脈内に位置する、歴史的遺跡と保護景観を兼ねた保護区です。石造りの建物跡、鉱山坑道、旧政府バッテリー施設、シアン化物処理工場など、ゴールドラッシュ時代の遺構が現地に残されています。
1887年、乾燥した川底で金が発見されたことを機に、アールトゥンガは中央オーストラリア初の町として形成され、最寄りの鉄道駅であるウードナダッタから約600kmを歩いた鉱夫たちが集まりました。採掘は約30年間続きましたが、1916年頃に金が枯渇し、集落は廃村となりました。
保護区は毎日開放されており、アクセス道路は舗装区間と砂利道区間が混在していますが、乾燥した天候時であれば一般車両でも通行できます。現地には売店がないため、特に暑い時期は水、食料、日焼け止めを十分に持参することが大切です。
古い木造建物の壁に金が隠されていたという噂が広まりましたが、実際には材木が他の場所で必要とされたため取り壊されたにすぎません。保護区の境界すぐ外にあるパディーズ・ロックホールという場所では、適切な許可証があれば今もゴールドフォッシッキング(砂金探し)を体験できます。