Alkira House, オーストラリア・メルボルンのオフィスビル
アルキラ・ハウスは、クイーンストリート18番地にある6階建ての鉄筋コンクリート造のオフィスビルで、黒、白、アースカラーの対照的なセラミックタイルと中央のガラスパネルを備えた特徴的なファサードを持ちます。建物の頂部には、ファサード全体を貫く垂直ラインを強調する特徴的な滝のようなタワーがあります。
この建物は1937年に建築家ジェームズ・ワードロップによって設計され、オーストラリアで初めて構造材および装飾材としてガラスレンガを組み込んだ建物です。ヨーロッパの技術の導入は、オーストラリアの建物の設計と建設方法の転換点となりました。
この建物は、ファサードに大胆なセラミックパネルとガラス要素を使用することで、1930年代のジャズ・モダン様式を体現しています。この建築言語は、当時のメルボルンの訪問者や労働者に近代性と進歩を伝えました。
ファサードは、グレー、グリーン、ブラックの複数の色合いのセラミックタイルを連続パターンで組み合わせており、当時の建物としては異例でした。この色の実験は、建築家が現代的な素材を独創的な方法で使用しようとした意欲を示しています。