Former Melbourne Magistrates' Court, オーストラリア、メルボルンにある建築物
旧メルボルン治安判事裁判所は、オーストラリア・ビクトリア州メルボルンのラッセル通りとラトローブ通りの角にあるロマネスク様式の裁判所です。化粧石灰岩の壁、銅板で覆われた小塔、そして正面に沿って並んだ半円形の窓が特徴です。
この建物は1914年に開館し、約80年にわたりメルボルンの主要な下級裁判所として使用された後、新しい裁判所に取って代わられました。閉鎖後は近くの大学キャンパスに組み込まれ、新たな用途が与えられました。
内部には、旧最高裁判所から移設された歴史的な天蓋があり、今でも見ることができます。法廷にある元の木製の設備や重厚なベンチは、かつてこの場所が担っていた重みを感じさせます。
この建物は今日、大学キャンパスの一部であるため、内部への立ち入りはガイド付きツアーやイベント開催日に限られます。ラッセル通り沿いの外観はいつでも見ることができ、建物全体の雰囲気をよく感じ取れます。
爆弾攻撃による銃弾の穴が、かつての正面入口近くのレンガ造りに今も残っています。その跡は修復されることなく、街を震撼させた事件の痕跡を今に伝えています。