Ross Bridge, オーストラリア、タスマニアのロスにある石造りのアーチ橋
ロス橋はタスマニアにある砂岩の橋で、地元で切り出された石で造られた3つの対称的なアーチでマッコーリー川にかかっています。橋脚には精巧な建築的細部が施され、全体は今日まで元の姿を保っています。
この橋は副総督ジョージ・アーサーの命令で建設され、1836年に完成し、それまでこの場所にあった老朽化した木造の橋に取って代わりました。その建設は、初期の植民地インフラ整備における重要な進歩を示すものでした。
この橋には、囚人石工ダニエル・ハーバートが作った186点の精巧な石彫りが飾られており、動物、人物像、ケルト模様が表面に施されています。これらの手彫りの細部はすべての石に刻まれ、そのイメージを通して物語を伝えています。
この橋は現在も車両の通行に使用されており、元の砂岩構造を維持していることから、その耐久性が証明されています。訪れた人は橋を渡ったり、周囲を歩いてさまざまな角度から細部を眺めることができます。
囚人のダニエル・ハーバートとジェームズ・コルベックの2人は、精巧な石彫りを完成させた報酬として自由を得ました。この異例の取り決めは、植民地当局がそのような職人技をいかに高く評価していたかを示しています。