Stone Farm Building, オーストラリア、クイーンズランド州、クレアモントのフルールズにある文化遺産指定の農家建物。
この建物は、頑丈なランダム割り石の壁にアリ塚の土を塗った仕上げ、金網で保護された木枠の開口部、そして四方にベランダを備えたトタン葺きの寄棟屋根が特徴です。
1880年代にハットフィールド家によって牧畜事業の一環として建設され、この建物はクイーンズランド州の19世紀後半の発展期に、羊の毛刈り作業員の宿舎や貯蔵施設など、複数の目的に使用されました。
この建物は、初期のクイーンズランド入植者たちが、地域の材料と伝統的な建築技術を駆使して、農業コミュニティと経済活動を支える耐久性のあるインフラを築いた、その機知と自給自足の精神を表しています。
グレゴリーハイウェイから約6キロメートルの場所にあり、3つの部屋と地下のセラーがあります。このセラーは、現代の冷蔵設備ができる前に、食品を涼しく保存するために不可欠でした。
この建物は、クイーンズランド州では珍しい、アリ塚の土を使った左官技術の現存例の一つです。この技術は、断熱性と接着性に優れ、地元で採れる土の材料を使用していました。