Harvard Glacier, 米国アラスカ州プリンス・ウィリアム・サウンドにある潮汐氷河
ハーバード氷河は、プリンス・ウィリアム・サウンド内のカレッジ・フィヨルドにある潮汐氷河で、巨大な氷の壁が海に面しています。氷河は急な傾斜で湾に下っており、表面には深いクレバスや亀裂が広がっています。
この氷河は、1890年にハーバード大学の遠征隊がこの地域を初めて探検した際に名前が付けられました。この命名は、当時のアメリカの大学がアラスカの氷河地形の研究に科学的関心を持っていたことを反映しています。
この氷河は、チュガッチ国有林地域の氷河の動きや環境変化を研究する研究者にとって教育の場となっています。
氷河へは、プリンス・ウィリアム・サウンドを定期的に航行するボートまたはクルーズツアーで行くのが最適です。水上からの眺めが最良で、水上は陸地よりはるかに寒いため、暖かい服装が必要です。
この氷河は安定して前進しており、潮汐氷河としては珍しく、世界の氷河後退の傾向に逆らっています。この例外的な状態のため、アラスカの気候パターンを監視する上で重要な場所となっています。