Teatro Nacional de San Salvador, サンサルバドル歴史地区にある劇場
エルサルバドル国立劇場は、サンサルバドル歴史地区のデルガード通り、フランシスコ・モラサン広場の南側に建つ。フランス人建築家ダニエル・ベイラールがフランス・ルネサンス様式にロココ、ロマン主義、アール・ヌーヴォーの細部を加えて設計し、アンヌビック鉄筋コンクリート工法で建てられた。客席は650席、3層のボックス席があり、2層目に大統領用ボックス、楕円形のドームにはカルロス・カニャスの壁画とガラスのシャンデリアがある。
旧国立劇場は1910年2月17日に焼失した。1911年の設計競技にはフランス、アメリカ、モナコ、イタリア、エルサルバドルから12案が寄せられ、ダニエル・ベイラールの「メルポメネ」が選ばれた。マヌエル・エンリケ・アラウホ大統領が1911年11月3日に礎石を置き、フェラクティ社が施工した劇場は1917年3月1日に開場した。
大ホールのドームは1977年、カルロス・カニャスによってフレスコ画『エル・メスティサヘ・クルトゥラル』で描かれ、面積は約230平方メートルに及ぶ。カニャスはリカルド・ヒメネス・カスティージョ主导の1976年改修の際、バチジェラート・エン・アルテスの学生やイロバスコの職人たちを率いた。この壁画はパリのガルニエ宮のシャガールの天井画とよく比較される。
劇場は歴史地区のプラサ・フランシスコ・モラサンの南側、カジェ・デルガド沿いにある。正面入口はグラン・フォワイエに通じ、ホールの上にはカルロス・カニャスの壁画がある楕円形のドームとクリスタルのシャンデリアが位置する。大統領用の桟敷は3層ある桟敷の2層目にあり、小ホールでは小規模で短い演目が上演される。
1990年代に日本政府が最新の音響・照明システムを寄贈し、公演の質を高めました。この投資により、劇場は現代の演目に対応できる設備を整えることができました。