ブラック・リバー, ジャマイカのセント・エリザベス教区にある海岸の町。
ブラックリバーはセント・エリザベス教区の中心地で、ジャマイカ南西海岸にあり、同名の川のほとりに位置しています。この町には、かつて繁栄した貿易の時代に建てられた、保存状態の良いジョージアン様式とビクトリア様式の建物が残っています。
この町は18世紀までに、ログウッド、砂糖、ラム酒、オールスパイスを輸出する主要な港となりました。1773年にはラコビアに代わってセント・エリザベス教区の中心地となり、20世紀初頭にはキングストンに次ぐジャマイカで2番目に重要な町となりました。
ブラックリバーは植民地時代、ファーカーソン埠頭で奴隷オークションが行われた場所です。2007年に設置された記念碑は、1781年のゾング虐殺の犠牲者を追悼しています。この事件では、132人以上の奴隷化されたアフリカ人が船から投げ込まれました。
観光客はガイド付きボートツアーで川を探索でき、ワニのサファリを楽しめます。川には約300匹のジャマイカワニが生息しています。また、歴史ある教区教会、インバーコールド大邸宅、裁判所などの近くの場所も訪れることができます。
ブラックリバーは1893年、ログウッドを燃料に蒸気を発生させる発電所によって、ジャマイカで最初に電気が通った町となりました。また、1903年には自動車が導入された最初の町でもあり、初期の電話システムも導入されました。