バリトゥ国立公園, アルゼンチン、サルタの国立公園
バリトゥ国立公園は、サルタの山々にある保護された森林地帯で、標高1,500〜2,500メートルの急峻な地形に広がっています。風景は、山腹にへばりつくように生い茂る厚い雲霧林に覆われ、一年中湿り気を帯びて霧がかかっています。
アルゼンチンは1974年、この地域の雲霧林と絶滅危惧種の野生生物を保護するためにこの保護地域を設立しました。この設立は、この希少な森林生態系をそれ以上の妨害から守るという決意を示すものでした。
先住民族のキチュア族とケチュア族は、古くから森から薬用植物を採集し、治療や儀式に用いてきました。彼らの知識と存在は、今もこの地域の景観と日常生活のリズムに織り込まれています。
この公園はボリビア国境近くの辺境の山岳地帯に位置し、訪問には国境を越えた慎重な計画と調整が必要です。アクセスは困難なため、訪問者は事前にルートと状況を調査し、十分に準備して到着する必要があります。
この保護地域はアルゼンチン唯一の熱帯国立公園であり、ジャガー、バク、アンデスグマが森林の生息地を歩き回っています。この希少な森林タイプは現在ごくわずかな場所にしか存在せず、ここはこれらの動物が生息できる最後の拠点の一つとなっています。