Orgue du Walt Disney Concert Hall, アメリカ合衆国ロサンゼルスにあるパイプオルガン
ウォルト・ディズニー・コンサートホールのオルガンは、鉛筆ほどの大きさから電信柱ほどの大きさまで6,134本のパイプを備えた大型楽器です。パイプは建築家フランク・ゲーリーの設計に従って配置されています。この楽器はコンサートホールのステージ中央に位置し、演奏用の楽器としても、目を引く視覚的要素としても機能しています。
このオルガンは、2004年にオルガン製作者のマヌエル・ロサレスとヨーロッパの職人カスパー・フォン・グラッター=ゲッツによって完成され、コンサートホールが開場してから1年後に設置されました。この協力により、アメリカとヨーロッパの専門知識が結集し、慎重に計画された音楽設備が完成しました。
このオルガンには、磁器のラベルと黒檀の取っ手が付いた128個の手作りレジスター・コントロールが並んでおり、訪問者は間近で伝統的な職人技を観察できます。これらの要素は、この楽器がヨーロッパの音楽の伝統とホールの近代建築を融合させていることを示しています。
この楽器は定期的なメンテナンスと調律が必要で、正確さを保つために完全な静寂の中で行われます。1音あたりの調整に最大30分かかることがあるため、整備中は楽器を利用できない場合があります。
オルガンのパイプは、ステージ床から上向きに伸びる縦のビーム状に並んだパイプの列を形成し、視覚的に印象的なパターンを作り出しています。建築家フランク・ゲーリーは、この特徴的な配置をフライドポテトに例え、楽器の外観に予想外の遊び心を加えました。