El Chorro de Maita, キューバ、バネスの考古遺跡
エル・チョーロ・デ・マイタは、キューバの海岸近くのヤグアハイの丘の東斜面にある先コロンブス期の墓地遺跡で、約110人の人骨が埋葬されています。発掘エリアには博物館が併設され、工具、土器、儀式用の品々など、出土した遺物が展示されています。
この墓地は1300年から1550年頃のもので、この地域における先住民とヨーロッパ人入植者との初期の接触の証拠を含んでいます。埋葬の慣習や副葬品は、カリブ海の歴史におけるこの接触の時代を物語っています。
この墓地からは、埋葬品を通して社会の階層が明らかになっています。特定の墓には貴重な装飾品や儀式用の品々が納められ、共同体の中で特別な地位にあった人々を示しています。
併設の博物館では発掘中に見つかった品々が展示され、先コロンブス期の暮らしを間近に知ることができます。熱帯気候の暑さを避けるため、比較的涼しい午前中か夕方遅くの訪問がおすすめです。
人骨の分析から、住民の間で食事が異なっていたことが明らかになり、異なる社会階級が海洋資源と陸上資源へのアクセスに違いを持っていたことが示されています。これらの食事の違いは、共同体内部に存在した経済格差を指し示しています。