St. Roch, カナダ・バンクーバーにある歴史的な船
セント・ロックはカナダの警察用に建造された巡視船で、北極の氷と寒さに耐えられるよう強化されています。船体は厚いダグラスファーの板でできており、硬いユーカリの木で追加の補強がされています。
警察は1928年にこの船を、カナダ北部の海域を巡回するために建造させました。この船は後に、カナダの北極探検を形作った遠征の中心となりました。
この船はカナダの北極圏での存在を示し、人々が極限状態でどのように働いたかを伝えています。博物館では、乗組員の遠征の物語を伝える写真や品々を見ることができます。
訪問者は船に乗り込み、乗組員の宿舎、航海器具、極限状態で船を支えた安全設備を見学できます。空間は狭く、慎重な移動が必要ですが、実際の船上生活がどのようなものだったかを示しています。
この船は珍しいことを成し遂げました。北西航路を2回航行したのです。1回目は西から東へ、そして後にもう1度、逆方向にも航行しました。この二重の航海は、乗組員がいかに航路を熟知し、船を操縦し尽くしていたかを示しています。