Wanapum Dam, アメリカ合衆国ワシントン州グラント郡にある水力発電所
ワナパムダムは、ワシントン州グラント郡のコロンビア川を横断する重力式・アースフィル式ダムで、10基のタービンで電力を生成しています。構造物は全長2,600メートル以上にわたり、川の水圧を利用して継続的に発電しています。
建設は1959年に始まり、ダムは1963年に稼働を開始しました。資金はすべて地元の公益事業会社がまかなっており、政府の資金や税の支援はありませんでした。これは、当時の太平洋岸北西部の大規模河川プロジェクトとしては異例のことでした。
ダムの名前は、何世代にもわたってコロンビア川のこの地域に住み、近くに活発なコミュニティを維持しているワナパム族に由来しています。彼らの川とのつながりは、この場所に工学構造物としての役割を超えた意味を与えています。
敷地内には、水力発電に関する展示や映画を備えたビジターセンターがあり、無料で一般公開されています。そこから訪問者は、構造物をさまざまな角度から眺めて、その大きさを実感することができます。
2014年、余水吐の亀裂は、建設中や使用中ではなく、当初の設計プロセス中に行われた計算ミスに起因することが判明しました。その後の点検により、技術者たちは、構造物が数十年にわたってどのように持ちこたえてきたかを研究する貴重な機会を得ました。