トプリッツ湖, オーストリアのザルツカンマーグート地方にある高山湖
トップリッツ湖は、ザルツカンマーグート地方にある高山湖で、急峻な山壁の間を1.9キロメートルにわたって伸び、水深は103メートルに達します。湖はトーテス・ゲビルゲ山脈に囲まれ、湖岸の周囲は密林に覆われています。
第二次世界大戦中の1943年、ドイツ海軍は爆発物と水中武器の実験を行うための試験場を設置しました。この軍事作戦は戦争の終結とともに終わり、この高山地帯に戦時中の歴史の一章を残しました。
漁師たちは西岸で働き、伝統的な漁法を守りながら、湖の特徴についての地元の話を分かち合っています。この漁業の伝統は、今日も周辺地域の日常生活に組み込まれています。
ゲスル駐車場から湖までは、約1,600メートルの標識のあるハイキングコースが2本あり、深い山の森を通ります。道はよく整備されているので、徒歩の訪問者でも迷うことなく進めます。
水深20メートル以下では、水中の酸素がほとんどなくなり、これらの深さで生きられるのは特殊なバクテリアと虫だけです。水面下のこの極端な環境は、この湖を典型的な高山の水域とは一線を画しています。