利瑪宝宿舍, 香港、中国にある学生寮
リッチ・ホールは、香港のポクフーラム・ロードにある学生寮で、香港大学の男子学生専用の5つの建物がつながって構成されています。各部屋には専用のバルコニーがあり、建物の配置は、多くの部屋から周囲のキャンパスと丘の中腹が見渡せるようになっています。
イエズス会は、香港大学での教育活動の一環として、1928年にこの寮を設立しました。この寮は、16世紀後半から17世紀初頭に中国に住み、最初に宮廷に入ることを許された西洋人の一人であるイタリア人イエズス会士マテオ・リッチにちなんで名付けられました。
リッチ・ホールという名前は、16世紀にヨーロッパと中国の思想を橋渡ししたことで知られるイエズス会の司祭、マテオ・リッチに由来しています。その交流の精神は今も受け継がれており、この寮はさまざまな背景を持つ男子学生を一つの屋根の下に集めています。
この寮は、香港大学の男子学部生と大学院生のみを対象としており、入居するには正式な申請が必要です。建物の訪問を計画している人は、事前に現在の入構方針を確認してください。この施設は一般に公開されていません。
この寮の名前の由来となったマテオ・リッチは、中国語に堪能で、当時の西洋人宣教師としては珍しく、中国語で科学書を書いた人物です。彼はまた、中国皇帝から許可を得て北京に埋葬された最初の西洋人としても知られています。