Panda Hotel, building in Panda Hotel, China
パンダホテルは香港の荃湾にある高層ビルで、ホテルと、パンダプレイスと呼ばれる複数階のショッピング・飲食複合施設が一体となっています。建物の正面には大きな窓が並び、ホテルのフロアと下層の買い物・食事スペースを分けた実用的な構造です。
このホテルは1990年に開業しました。当時、荃湾は工業都市から、新しい地下鉄路線で都心と結ばれた人口密度の高い住宅地へと変わりつつありました。建物の商業部分は長年にわたって何度か所有者や用途が変わり、2005年に全面的な再開発が完了しました。
ホテルの名前はジャイアントパンダに由来します。パンダは中国の国民的アイデンティティの中で特別な位置を占め、友好や外交と結び付けられることが多い動物です。館内のショッピングフロアには地元住民と訪問者が混ざり合い、観光地というよりは地域に根差した雰囲気があります。
この建物は荃湾線の2つのMTR駅の近くにあり、車なしで香港の他の地域へ簡単に行くことができます。周辺の通りには市場や屋台、夜遅くまで開いている店が並んでいます。
現在パンダプレイスとして知られる小売フロアには、かつて八佰伴(ヤオハン)という日本の百貨店チェーンが入っていました。同社はアジア最大級の小売業者でしたが、1997年の金融危機で経営破綻しました。スペースは数年間空いたままとなり、その後、現在の形に再建されて再オープンしました。