サン=ニコラ=ド=ポール, フランスのコミューン
サン=ニコラ=ド=ポールは、フランス北東部、ナンシーの近くにある小さな町です。ムルト=エ=モゼル県に属しています。町の中心には、ゴシック様式の大きなバシリカがあり、その周りには伝統的な家々が並んでいます。静かな通りは、この地方の日常生活と田舎の雰囲気を反映しています。
この町は千年以上の歴史を持ち、もともとは塩の生産で有名な村、ポルトゥスと呼ばれていました。1093年に聖ニコラスの遺物を安置する教会が建てられ、この町は重要な巡礼地となりました。
この町の名前は、モーズル川にかかる橋に由来しています。地元の方言で「port」は橋を意味しました。ここでは、何世紀にもわたってこの地域を守ってきた聖ニコラスへの崇敬が生活の中心にあり、今もコミュニティにとって深い意味を持っています。
この町へはバスか車で簡単に行くことができ、ナンシーにも近いので、そこに滞在するのが便利です。バシリカは見学可能で、建築や歴史をより深く理解するためのガイドツアーも行われています。
オベール・ド・ヴァランジュヴィルという騎士が、1090年ごろバーリから聖ニコラスの遺物の一部を持ち帰りました。おそらく盗んだものでした。この盗まれた指骨が、何世紀にもわたってこの町を形作った信仰の起源となりました。