船乗りの柱, フランス、パリのクリュニー美術館にあるローマの柱
ボートマンの柱は、現在パリのクリュニー美術館に展示されている石灰岩製のローマの柱です。表面には、ユピテルなどのローマの神々とケルトの神々を描いた浮き彫りと碑文が刻まれています。
1710年、労働者たちはノートルダム大聖堂の基礎の下でこの柱を発見しました。そこでは建築資材として再利用されていました。この記念碑は紀元1世紀のもので、もともとはセーヌ川の左岸に立っていました。
この記念碑の碑文は、ローマ皇帝とケルトの神々に捧げられた船乗りのギルド、ナウタエ・パリシアキを称えています。こうした組み合わせは、古代都市の日常生活において、両方の信仰体系が共存していたことを示しています。
この柱は、国立中世美術館(テルム・ド・クリュニーとも呼ばれる)のフリギダリウムに立っています。訪れた人は柱の周りを歩いて、四面のレリーフや碑文を見たり、彫刻の細部を間近で観察したりできます。
この碑文は、現在の都市の名前の由来となったケルト部族、パリシイ族への最も古い言及を提供しています。また、パリに現存するローマ時代の建造物としては最も古いものです。