Hôpital Caroline, フランス、マルセイユ第1区にかつてあった病院
オスピタル・キャロリーヌは、マルセイユ近郊のラトノー島にあるかつての病院で、ギリシャ様式の中央礼拝堂の周りに12の建物が配置されています。この施設は数千平方メートルに及び、屋根付きの通路と中庭でつながれた独立した棟で構成されていました。
この施設は1823年から1828年にかけて建築家ミシェル=ロベール・パンショーによって建てられ、もともとは黄熱病の発生時に旅行者を検疫するために使われました。その建設は、感染症が港湾都市にとって大きな脅威であった時代に行われました。
この病院は、1800年代初頭の医師たちが新鮮な空気と広い空間が患者を治すと信じていたことを反映しています。建物が広がり、風を取り込むように設計されている様子から、その考え方を見ることができます。
この旧病院は現在一般公開されており、年間を通じて展示会やコンサートなどの文化イベントが開催されています。建物や中庭をゆったりとしたペースで歩き、島の環境を探索できます。
中央の礼拝堂は、病棟の部屋に横たわる患者が建物を離れることなく宗教礼拝を見ることができるように配置されました。この思慮深い設計は、建築家がレイアウトを計画しながら病人のニーズを考慮したことを示しています。